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製品情報
チタン製電着ドラム
TITANIUM CATHODE DRUM
当社は、電解銅箔製造用装置に陰極として使用される電着ドラムを
1961年より製造しており、1972年からはチタン製電着ドラムを開発し、
既に50年以上の実績を誇っています。
チタン製電着ドラムの製造実績は新作、捲直し合わせて2022年11月に4000基を超えており、
全世界の約70%(当社推定)のシェアを誇っています。
実績、技術力とも世界一の電着ドラムメーカーであり、
常に最高峰の電着ドラムを提供する為に技術革新に励んでおります。
またチタン製の不溶性電極においても、長年のチタン溶接、製缶加工の経験を基に高精度を実現し、
更に電極面の高品質なコーティング処理により、
この分野におきましても世界各国のユーザーより高い評価を頂いています。
チタン製電着ドラムの特徴
耐食性 | 電解液(硫酸銅溶液)に対して耐食性の優れたチタンを使うことにより、均一な平滑面を保持することができます。(ピット状欠陥等の肌荒れが極めて少ない) |
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表面品質 | 日本製鉄株式会社と共同で開発してきたチタン材(トップスキン)は銅箔製造に適しており、良好な表面状態を維持します。 |
溶接部の均一性 (母材近似化処理) |
トップスキンの溶接部は銅箔に転写され、箔の品質が低下します。それを防ぐために、長年の技術開発と経験により、溶接部を母材と近似させる処理を施してあります。 |
高電流対応 | チタン製電着ドラム内部に銅の導電部材を組み込む構造により、60kAまでの高電流での安定した使用が可能です。 |
高電流密度対応 | 内部構造:接触界面へのめっき処理により接触界面の電気抵抗を抑制できます。 |
当社特許登録 国内登録 4件 海外登録 6件・・・ 計 10件 (2021年4月末現在)
最高峰のチタン製電着ドラム「APLEX®」
「APLEX®」とは、電解銅箔製造用チタン製電着ドラムのトップメーカーとして50年以上の
製造実績から独自の新技術を結集させて開発した最高峰のチタン製電着ドラムです。
APLEX®の特徴
- ●銅箔へのビード模様の転写を極限まで抑制できます。
- ビート部と母材部のコントラストを極限まで抑えたことで銅箔への
ビート模様転写を抑制します。
- ●銅箔の箔厚が均一にできます。
- 電流均一性に富んだ構造を採用することで箔厚の均一性を要求される
高性能リチウムイオン電池向け銅箔製造を可能にします。
- ●銅箔巻き取り時の端部からの亀裂発生を抑制できます。
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ドラムメンテナンス時における切削や研磨によるエッジダレを抑制しシャープエッジを
維持することにより、銅箔巻き取り時に端部から亀裂が発生するのを抑制します。
ビード模様イメージ
電解銅箔製造用チタン製電着ドラムの
トップメーカーがお届けする
「最高峰のチタン製電着ドラム」
それが APLEX® です。
商標「APLEX」は日鉄工材株式会社の登録商標です
登録商標第6127954号